事件の概要
- 小学校の4年生の児童が給食で提供された「米粉パン」を手でちぎって食べようとしたところ、長さ3mmの丸く平らな金属片が混入しているのに気づき、担任に報告
- 学校が緊急の校内放送を行ったところ、3年生の児童が食べていたパンにも長さ4mmの金属片が混入していたことが判明
- 食べる前に気づいたり、すぐに口から出したりしたため2人とも健康被害はなかった
- パンは市内の業者から納品されたもので、市内4つの小学校と幼稚園で合わせて637食が提供
- 教育委員会はパンの製造過程で異物が混入した可能性が高いとみて、納入業者に原因究明と製造過程の管理徹底を指示
- 保護者には文書で謝罪するとともに児童の健康観察を依頼
コメント(課題・問題点・防止策等)
- 学校給食で提供されるパンに金属片・ビニール片・昆虫などの異物が混入される事例がしばしば報道されます。
- パンの表面から出ているビニール片などは食べる前や検品時に発見することが可能かもしれませんが、生地に練り込まれて見えなかった場合は発見するのが困難です。
- 今回、たまたま児童がパンを手でちぎって食べていたので発見できましたが、私は直接がぶりついてたので、上品な食べ方かな?だからこそ、うまい具合に発見できたのかもしれません。
- そして、すぐに緊急放送をして同様被害の注意を呼び掛けたことは素早い対応です。ただし、パンを食べるのをすぐにやめて廃棄するというところまではいかなかった可能性もあります。その辺りは微妙な判断になると思います。
- 金属片は危険な異物混入に分類されます。
- パンは業者から納品されているので衛生管理については業者の責任になります。大きな業者だと、金属探知機を設置している可能性がありますが、小さな業者と金属探知機は設置されていないのではないでしょうか。そうすると、改善策として、金属探知機の設置についても検討されると思いますが、設備投資などの費用的な面でどうなのかというところは残ります。保健所からの指導も合わせて再発防止に努めてもらいたいです。
- なお、この金属片についてテレビニュースの映像で実物を見ることができましたが、ネジ類ではなく、釜や機械の表面の金属剥がれのような感じがしますが、外部から飛んできたりした可能性もあると思います。
- 混入の原因種別「①原材料からの混入(完成品)」
ニュース記事の紹介
※下記に紹介している記事や動画は時間の経過とともに削除される場合がありますのでご了承ください。また、新しいニュースがあれば追加します。
【岡山放送】三豊市で小学校給食に異物混入 米粉パン2つから金属片 発見の児童2人に健康被害なし【香川】2024.07.08
2024.07.08
三豊市で小学校給食に異物混入 米粉パン2つから金属片 発見の児童2人に健康被害なし【香川】
学校給食に異物混入です。三豊市教育委員会によりますと詫間小学校で7月8日、提供された米粉パン2つから金属片が見つかったということです。金属片を見つけた児童2人に健康被害はありませんでした。パンは三豊市内の業者から納品されたもので、市内4つの小学校と幼稚園で合わせて637食が提供されましたが、その他の異物混入は見つかっていません。
トリミングして画像を引用
https://www.ohk.co.jp/data/26-20240708-00000016/pages/(リンク切れ)
【KSB瀬戸内海放送】学校給食の米粉パン2個に3~4mmの金属片 健康被害の報告なし 香川・三豊市 2024/7/8
学校給食の米粉パン2個に3~4mmの金属片 健康被害の報告なし 香川・三豊市
2024/7/8 17:24
香川8日、三豊市の小学校の給食で提供された「米粉パン」2個に金属片が混入していたことがわかりました。
三豊市教育委員会によると、8日の給食の時間に、三豊市立詫間小学校の4年生の児童が米粉パンを手でちぎって食べようとしたところ、長さ3mmの丸く平らな金属片が混入しているのに気づき、担任に報告しました。学校が緊急の校内放送を行ったところ、3年生の児童が食べていたパンにも長さ4mmの金属片が混入していたことがわかりました。いずれも健康被害はありませんでした。
パンは市内の業者が納入したもので、この日は市内の4つの小学校と幼稚園に計約640食が提供されていましたが、この小学校の他に異物の混入は報告されていません。
三豊市教育委員会はパンの製造過程で異物が混入した可能性が高いとみて、納入業者に原因究明と製造過程の管理徹底を指示をしました。また、保護者には文書で謝罪するとともに児童の健康観察を依頼しました。
https://news.ksb.co.jp/article/15337203
【NHK香川 NEWS WEB】三豊市の小学校 給食のパンに金属片混入 07月08日
香川 NEWS WEB
三豊市の小学校 給食のパンに金属片混入
07月08日 19時26分8日、三豊市の小学校で提供された給食のパンに、金属片が混入しているのが見つかりました。
児童がパンを口に入れる前に気づいたり、すぐに口から出したりしたため健康被害は確認されていないということです。三豊市教育委員会によりますと、市内の詫間小学校の4年生のクラスで、8日の給食の際、児童が米粉パンを手でちぎって食べようとしたところ、中に長さおよそ3ミリの平らな金属片が入っていることに気づきました。
また、3年生のクラスでも児童が食べていたパンの中に長さおよそ4ミリの金属片が入っていることに気づいたということです。
食べる前に気づいたり、すぐに口から出したりしたため2人とも健康被害はなかったということです。
このパンは市内の業者が納入したもので、この学校のほかに市内の小学校1校と幼稚園2園でこの業者のパンが納入されていましたが、異物の混入などは確認されていないということです。
市教育委員会は、詫間小学校の保護者に文書で謝罪するとともに児童の健康観察を依頼し、9日の市内の学校給食ではこの業者からの納入を見合わせることにしています。
そのうえで、業者に対して今後同様の事態が起こらないよう原因の究明と食品の製造過程での管理の徹底を指示しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20240708/8030018799.html
投稿者プロフィール
-
◆神戸大学農学部畜産学科(昭和61年4月入学)・神戸大学大学院農学研究科(平成4年3月修了)
◆神戸市役所(平成4年4月入庁、平成26年3月退職)
「平成4~13年 保健所等での衛生監視業務(食品衛生・環境衛生・感染症対策)」
「平成14~24年 消費生活センター 技術職員(商品テスト・相談対応支援・事業者指導)」
◆一般社団法人はりまコーチング協会(平成26年4月設立、代表理事就任)
◆食品分野のダブルの専門家としてサポートします
元保健所食品衛生監視員として「食品表示法」をはじめとした食品衛生
元消費生活センター職員として「景品表示法」をはじめとした消費者法務
◆食品関連企業・商工会・給食施設等で研修実績あり(口コミ紹介が多い)