牛乳による事故もちょこちょこありますよね。学校給食での研修では必ずいくつかの事例をお話しします。
パイプの洗浄が十分できていなくて洗浄剤が混入したとか、異臭(風味がいつもと違う)というのは、エサが要因の青草臭だったり。
リサイクル使用する瓶であるがための事故が少なくなるかもしれないけど、環境にやさしいリサイクル瓶をどう評価するかSDGsの視点もあります。

そして、すごいタイミングですが、紙パックの牛乳のストローをなくすという試みも行われているニュースも流れていました。

学校給食での牛乳の事故は、業者から購入して、そのまま提供しているだけなので、その牛乳にまさかの問題があるなんて思いもしないです。
しかし、食材の検品というプロセスが必ずあって、瓶の牛乳の検品で黒い粉状のものが浮いているなど異物混入を発見した事例があります。
最終的に子供たちの口に入らないようにするのが、最低限守りたい危機管理になります。

【読売新聞オンライン】消えゆく給食の瓶牛乳、風前のともしび…全国8割超が紙パック 2021/07/15 15:03

【RKB毎日放送NEWS】給食のストロー全廃へ プラスチックごみ削減めざし 北九州市 2021/07/15

  • https://youtu.be/sMXji7ZR6PA

【西日本新聞】エコじゃない?給食牛乳、瓶から紙パックへ 再利用は採算厳しく焼却処分 2021/7/19

投稿者プロフィール

赤松靖生(消費者法務と食品の専門家)
赤松靖生(消費者法務と食品の専門家)
◆神戸大学農学部畜産学科(昭和61年4月入学)・神戸大学大学院農学研究科(平成4年3月修了)
◆神戸市役所(平成4年4月入庁、平成26年3月退職)
「平成4~13年 保健所等での衛生監視業務(食品衛生・環境衛生・感染症対策)」
「平成14~24年 消費生活センター 技術職員(商品テスト・相談対応支援・事業者指導)」
◆一般社団法人はりまコーチング協会(平成26年4月設立、代表理事就任)
◆食品分野のダブルの専門家としてサポートします
元保健所食品衛生監視員として「食品表示法」をはじめとした食品衛生
元消費生活センター職員として「景品表示法」をはじめとした消費者法務
◆食品関連企業・商工会・給食施設等で研修実績あり(口コミ紹介が多い)