事件の概要
- 賞味期限切れの牛乳を、一部の生徒及び教職員52名が飲用した。
- 当該校では、牛乳は週2日配送されており、概ね2~3日分の牛乳が冷蔵庫に保管されている状況であった。
- 牛乳を含む食品の管理は、給食調理委託事業者が行っている。
- 給食で飲まなかった牛乳は、事業者において本来廃棄すべきところであるが、調理場内の冷蔵庫で賞味期限が過ぎたまま保管されており、誤って当日提供する牛乳と混在した。
- 事業者は、給食提供の都度、賞味期限を確認して提供すべきところ、発生日においては、確認が漏れていた。
- 再発防止として、学校から事業者に対して、納品時にいつ提供する予定の牛乳か確認し、提供日を明示した上で管理を行うとともに、提供時には、賞味期限を経過した牛乳が混在していないか確認を徹底し、喫食後、残品を適切に処分することを指導し、再発を防止する。
コメント(課題・問題点・防止策等)
- 一般的に、牛乳等の食材は、使う分をその日に使い切り、余ったものは廃棄するというのが基本になります。
- ただし、食品ロスの問題や流通手段のひっ迫などから、数日分まとめて配送するなどの対応をとることもあります。
- 食材の受け入れ・検収・研修簿への記録、および保管品へのラベリング、先入れ先出しなどのHACCP的な管理手法が徹底されてれば、ミスを防ぐことができた可能性があります。
- とくに、期限を確認した場合に、その旨を記録することがHACCPでは重要です。
- 今回の事例は、複数の要因(まとめ配送保管、廃棄忘れ、提供時の確認漏れ)が重なり合って発生したものになります。
- 在庫確認等のルールを徹底することが重要です。
広島県教育委員会報道提供資料
報道提供資料
令和8年3月24日
課名 豊かな心と身体育成課県立学校の学校給食における賞味期限切れ牛乳の提供について
県立広島叡智学園中学校において、賞味期限切れの牛乳を、一部生徒及び教職員に提供する事案が発生しました。
1 発生日時
令和8年3月19日(木)12時30分頃2 概要及び原因
当該校では、牛乳は週2日(月・木曜日)配送されており、概ね2~3日分の牛乳が冷蔵庫に
保管されている状況であった。
牛乳を含む食品の管理は、給食調理委託事業者(以下「事業者」という。)が行っている。
給食で飲まなかった牛乳は、事業者において本来廃棄すべきところであるが、調理場内の冷蔵庫で賞味期限が過ぎたまま保管されており、誤って当日提供する牛乳と混在した。
また、事業者は、給食提供の都度、賞味期限を確認して提供すべきところ、発生日においては、確認が漏れていた。 賞味期限切れ(賞味期限3月17日)の牛乳を、一部の生徒及び教職員52名が飲用した。3 学校の対応
生徒の体調確認を行うとともに、給食を喫食した生徒及びその保護者に対し、当日中に事案の説明と謝罪を行った。
現時点で健康被害は確認されていない。4 再発防止
学校から事業者に対して、納品時にいつ提供する予定の牛乳か確認し、提供日を明示した上で管理を行うとともに、提供時には、賞味期限を経過した牛乳が混在していないか確認を徹底し、喫食後、残品を適切に処分することを指導し、再発を防止する。https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kyouiku/release-r7.html
ニュース記事の紹介
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【中国放送】賞味期限切れの牛乳 中学生など52人が飲む 給食事業者が誤って提供 県立広島叡智学園中学 2026年3月24日
賞味期限切れの牛乳 中学生など52人が飲む 給食事業者が誤って提供 県立広島叡智学園中学|TBS NEWS DIG
中国放送
2026年3月24日(火) 19:23
国内広島県教育委員会は、大崎上島町にある県立広島叡智学園中学校の学校給食で19日、誤って賞味期限切れの牛乳が生徒らに提供されたと発表しました。
県教委によりますと、牛乳は賞味期限が2日前のもので、当日登校していた生徒と教職員合わせて80人のうち、52人に提供されました。本来廃棄すべきものを、事業者が調理場内の冷蔵庫で保管していたため、当日提供する牛乳と混在してしまったことが原因だとしています。事業者による提供前の確認も行われておらず、給食後に教員が気が付いたということです。
これまでに健康被害は確認されておらず、学校は当日のうちに生徒の体調確認を行うとともに、生徒と保護者に対し説明し、謝罪したということです。学校は事業者に管理の徹底を指導するなどして再発防止に努めるとしています。
【中国新聞】生徒と教職員計52人に賞味期限切れ牛乳 広島叡智学園中 2026/3/24
生徒と教職員計52人に賞味期限切れ牛乳 広島叡智学園中
2026/3/24
広島県教委は24日、広島叡智(えいち)学園中(大崎上島町)で賞味期限を2日過ぎた牛乳を生徒と教職員計52人に誤って提供したと発表した。体調不良を訴える人はいないという。県教委によると、19日の給食で17日が賞味期限だった牛乳パック(200ミリリットル)を出した。業者が調理場の冷蔵庫内で賞味期限切れのまま保管し、19日に提供した牛乳と混在したという。
同校は生徒や保護者に謝罪した。県教委豊かな心と身体育成課は「学校から事業者に賞味期限の確認と残品の適切な処分を指導し、再発を防止する」としている。
投稿者プロフィール

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◆神戸大学農学部畜産学科(昭和61年4月入学)・神戸大学大学院農学研究科(平成4年3月修了)
◆神戸市役所(平成4年4月入庁、平成26年3月退職)
「平成4~13年 保健所等での衛生監視業務(食品衛生・環境衛生・感染症対策)」
「平成14~24年 消費生活センター 技術職員(商品テスト・相談対応支援・事業者指導)」
◆一般社団法人はりまコーチング協会(平成26年4月設立、代表理事就任)
◆食品分野のダブルの専門家としてサポートします
元保健所食品衛生監視員として「食品表示法」をはじめとした食品衛生
元消費生活センター職員として「景品表示法」をはじめとした消費者法務
◆食品関連企業・商工会・給食施設等で研修実績あり(口コミ紹介が多い)
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