保育園
保育園の給食でカンピロバクターによる集団食中毒(千葉・2022年10月)
【鶏肉はしっかり加熱しましょう、手も洗いましょう】◆保育園の118名(園児92名、職員26名)のうち、28名(園児15名、職員13名)が食中毒症状◆共通食品は、保育園の給食施設が提供した食事に限られており、患者からカンピロバクターが検出されたため、保育園の給食施設を原因施設とする食中毒と断定し、使用停止処分◆原因食品は特定されていないが、原因となった給食のメニュー、(主な献立)ミートローフ(鶏肉)、きのこごはん、ほうれんそうのおひたし、味噌汁
こども園でサルモネラによる集団食中毒(福岡・2022年10月)
【食材によるものなのか2次汚染によるものなのかは気になります】◆認定こども園で園児20人が発熱や下痢の症状◆サルモネラ菌が検出◆給食が原因による集団食中毒として調理業務停止2日間の行政処分◆原因食品は当該施設で提供された給食であるが、品目の特定には至らず
保育園の給食の「マグロのパン粉焼き」でヒスタミン食中毒(大阪・2021年10月)
大阪市内の保育園の給食で、園児12人・職員5人が顔面の紅潮、頭痛、じんま疹、発熱等の症状。「マグロのパン粉焼き(調理品の保存食)」からヒスタミンが検出。保存食のヒスタミンの検査調理前保存食(食材のマグロ)からはヒスタミン検出せず、調理済保存食(マグロのパン粉焼き)からはヒスタミン検出。どこで温度管理が不適切で、ヒスタミンが増えたか、よくわからないような感じです。
保育園の給食のキャベツの甘酢和えに5ミリほどの金属片が混入・野菜の裁断機の金属部品の欠け(三重・2021年10月)
【調理器具の部品の破損や劣化による脱落で混入するという典型的な頻出事例】◆保育教諭が給食で出された「キャベツの甘酢和え」の中に5ミリほどの金属片が混入しているのを発見◆他の園児の給食からも細かい金属片が複数見つかったことから園児が口にしてしまった可能性あり◆アルミ製の野菜の裁断機のフードカッターの一部が欠けていた◆再発防止のため調理器具の確認を徹底
保育園の給食のパンからビニール片(愛知・2020年2月)
【パンの原材料を練り込んでいるところにビニールが混入してしまったという、どちらかというとヒューマンエラーに近い】◆保育園で、給食として出されたパンの中にビニール片が入っていることに4歳の男児が気付き、担任の先生に報告◆ビニール片は、保育園で提供された210個のパンのうち10個から見つかり、ひも状のものや縦3センチ横2センチのものなどがあった◆パンは、市内の業者から仕入れているもので、製造工程のなかで混入したとみられる◆園児が食べる前に気付いたため、健康被害などはなかった