事件の概要

  • 保育園で、給食として出されたパンの中にビニール片が入っていることに4歳の男児が気付き、担任の先生に報告
  • ビニール片は、保育園で提供された210個のパンのうち10個から見つかり、ひも状のものや縦3センチ横2センチのものなどがあった
  • パンは、市内の業者から仕入れているもので、製造工程のなかで混入したとみられる
  • 園児が食べる前に気付いたため、健康被害などはなかった

コメント(課題・問題点・防止策等)

  • パンの原材料を練り込んでいるところにビニールが混入してしまったという、どちらかというとヒューマンエラーに近いのかなと思います。
  • 製造中や焼き上げ時などに発見できる機会はあったかもしれませんが、透明なので、なかなか気づきにくいでしょう。
  • ただ、ビニール片がパンからはみ出している場合は、出荷時の検品作業で気づけたかもしれません。そうなると、全量ストップになりますが。

豊川市報道発表資料

トップページ>報道発表>令和元年度>保育園の給食における異物混入について

保育園の給食における異物混入について
更新日:2020年1月23日

豊川市政記者クラブに対して、次の情報を発表しました。
なお、この情報は報道関係者向けの内容となっております。

概要
保育園に提供した給食にビニール片が混入した事案が発生しました。

日時
令和2年1月22日(水曜)

さらに詳しく(記者発表資料)
保育園の給食における異物混入について(PDF:165KB)

https://www.city.toyokawa.lg.jp/press/r1/20200122-4.html

ニュース記事の紹介

※下記に紹介している記事や動画は時間の経過とともに削除される場合がありますのでご了承ください。また、新しいニュースがあれば追加します。

【中京テレビ】保育園の給食、パンの中からビニール片 愛知・豊川市 2020/1/23

保育園の給食、パンの中からビニール片 愛知・豊川市
報道局・政経班
愛知 2020/1/23 0:00

 愛知県豊川市の保育園で22日、給食のパンの中からビニール片が見つかったことが分かりました。

 豊川市によると、22日午前11時50分ごろ、豊川市の御油保育園で、給食として出されたパンの中にビニール片が入っていることに4歳の男児が気付き、担任の先生に報告したということです。

 ビニール片は、保育園で提供された210個のパンのうち10個から見つかり、ひも状のものや縦3センチ横2センチのものなどがありました。

 園児が食べるまえに気付いたため、健康被害などはありませんでした。

 パンは、豊川市内の業者から仕入れているもので、製造工程のなかで混入したとみられ、市は業者に製造工程の見直しを求めるとともに、給食提供する際の安全確保に努めていきたいとしています。

https://www2.ctv.co.jp/news/2020/01/23/79127/(リンク切れ)

投稿者プロフィール

赤松靖生(消費者法務と食品の専門家)
赤松靖生(消費者法務と食品の専門家)
◆神戸大学農学部畜産学科(昭和61年4月入学)・神戸大学大学院農学研究科(平成4年3月修了)
◆神戸市役所(平成4年4月入庁、平成26年3月退職)
「平成4~13年 保健所等での衛生監視業務(食品衛生・環境衛生・感染症対策)」
「平成14~24年 消費生活センター 技術職員(商品テスト・相談対応支援・事業者指導)」
◆一般社団法人はりまコーチング協会(平成26年4月設立、代表理事就任)
◆食品分野のダブルの専門家としてサポートします
元保健所食品衛生監視員として「食品表示法」をはじめとした食品衛生
元消費生活センター職員として「景品表示法」をはじめとした消費者法務
◆食品関連企業・商工会・給食施設等で研修実績あり(口コミ紹介が多い)