事件の概要

  • こども園で給食の「ほうれん草ソテー」を食べていた園児2人が「口の中がじゃりじゃりする」と訴えた。
  • 飲み込む前に口から出すとガラス製で透明の異物3個が見つかった。
  • 異物の大きさは3ミリが1個、1ミリが2個で、いずれも球状だった。
  • 異物を確認したあとすぐに給食を中止したが、同じ給食を食べた職員と園児32人はほぼ食べて終えていた。
  • 調理で使用したオリーブオイルの瓶にひび割れなどが確認されていて、欠損した一部が混入したとみられている。

コメント(課題・問題点・防止策等)

  • 異物混入の中でもガラス片は危険度が高く気を付けるべきものです。
  • どの段階でも発見されずに、園児の口の中に入ってしまったということは大きな事故になります。
  • ガラス瓶に入った材料を使う機会があると思いますが、同様の事例も過去に発生しています。ベストはガラス瓶のものを使わないことです。オリーブオイルもプラスチック容器入りが販売されているので、危害自体が起らないという選択をするのも危機管理です。
  • また、ガラス片が3ミリと大きいので、作業中にぶつけたりしたことに気付きそうですが、そこは一人一人の作業時の心がけになります。
  • 異物混入防止対策の研修では「ガラス瓶に入ったトマトピューレ」「オレンジジュースのガラスびんの破片」を紹介しています。今回の破片がどのような経緯で混入したかはわからないですが、合わせて今回の事例も研修用に追加します。

ニュース記事の紹介

※下記に紹介している記事や動画は時間の経過とともに削除される場合がありますのでご了承ください。また、新しいニュースがあれば追加します。

【福島テレビ】「口の中がジャリジャリする」こども園の給食でほうれん草ソテーにガラス片混入〈福島県・喜多方市〉 (22/11/12 12:20)

「口の中がジャリジャリする」こども園の給食でほうれん草ソテーにガラス片混入〈福島県・喜多方市〉
2022年11月12日 12:20

異物が混入していたのは福島県喜多方市の山都こども園で10日、「ほうれん草ソテー」を食べていた園児2人が「口の中がじゃりじゃりする」と訴えた。
飲み込む前に口から出すとガラス製で透明の異物3個が見つかった。大きさは3ミリが1個、1ミリが2個で、いずれも球状だった。
調理で使用したオリーブオイルの瓶にひび割れなどが確認されていて、欠損した一部が混入したとみられている。
今のところ園児に健康被害は確認されておらず、喜多方市は再発防止に努めるとしている。

https://www.fukushima-tv.co.jp/localnews/2022/11/2022111200000004.html

【テレビユー福島】「ジャリジャリするものがある」給食のほうれん草ソテーに異物混入 オリーブオイルのビンの一部か 2022年11月11日

「ジャリジャリするものがある」給食のほうれん草ソテーに異物混入 オリーブオイルのビンの一部か
国内
2022年11月11日(金) 19:59

福島県喜多方市の認定こども園で出された給食に異物が混入していたことが分かりました。

市によりますと、異物が混入していたのは市立山都こども園で、11月10日、5歳児のクラスの給食で出された「ほうれん草ソテー」を食べていた園児2人が「ジャリジャリするものがある」と訴えました。

口から出して確認されたのは透明のガラス状で球状の異物で、3ミリのものが1個、1ミリのものが2個、あわせて3個確認されたということです。

市によりますと、異物を確認したあとすぐに給食を中止し、これまでに健康被害の報告はないということです。

この日の調理に使ったオリーブオイルのビンにひび割れなどが確認されたということで、ビンの一部が混入したとみられるということです。

今後も被害がないか健康観察を続けるほか、配膳前の目視確認を徹底するなど再発防止に努めることにしています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tuf/202196?display=1

【NHK福島 NEWS WEB】こども園の給食に“ガラス片” 調理中に混入か 喜多方 11月11日

福島 NEWS WEB
こども園の給食に“ガラス片” 調理中に混入か 喜多方
11月11日 20時45分

喜多方市は、10日、市立のこども園で出された給食にガラス片とみられるものが混入していたと発表しました。
これまでのところ、けがや健康被害の報告はないということですが、市は調理中に混入したものとみて調べています。

喜多方市の発表によりますと、10日正午前、喜多方市立山都こども園で、5歳の2人の園児が、給食で出されたホウレンソウのソテーを食べた際に、異物の混入を訴え、確認したところ、1ミリから3ミリほどの透明で球状のガラス片とみられるものがあわせて3個見つかったということです。

この園児2人にけがはなかったほか、同じ給食を食べた職員と園児32人はほぼ食べて終えていたということですが、今のところけがや健康被害の報告はないということです。

給食は園内の調理室で調理されたもので、使用されたオリーブオイルのガラス製の瓶に口の内側に欠けた部分があったことから、この破片が混入したとみられています。

市は、園児の健康観察を続けるとともに保護者に対して文書による説明や謝罪を行ったということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20221111/6050020787.html

投稿者プロフィール

赤松靖生(消費者法務と食品の専門家)
赤松靖生(消費者法務と食品の専門家)
◆神戸大学農学部畜産学科(昭和61年4月入学)・神戸大学大学院農学研究科(平成4年3月修了)
◆神戸市役所(平成4年4月入庁、平成26年3月退職)
「平成4~13年 保健所等での衛生監視業務(食品衛生・環境衛生・感染症対策)」
「平成14~24年 消費生活センター 技術職員(商品テスト・相談対応支援・事業者指導)」
◆一般社団法人はりまコーチング協会(平成26年4月設立、代表理事就任)
◆食品分野のダブルの専門家としてサポートします
元保健所食品衛生監視員として「食品表示法」をはじめとした食品衛生
元消費生活センター職員として「景品表示法」をはじめとした消費者法務
◆食品関連企業・商工会・給食施設等で研修実績あり(口コミ紹介が多い)
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