事件の概要
- 給食の肉じゃがに、長さ約2センチの糸状の金属片2本が混入
- 2年生の教員が自身の肉じゃがに金属片1本が入っていることに気づいた。その後、6年生の児童の肉じゃがでも見つかった。
- 肉じゃがを回転釜で調理する際に使用した大型のステンレス製しゃもじの先端が釜と接触して削れ混入
コメント(課題・問題点・防止策等)
- さすがに気付いたり削りカスを発見するのは困難な事例かもしれません
- お好み焼きや焼きそばなどの飲食店で鉄板で使用する金属製のコテで鉄板か削れる可能性もあります
肉じゃがから見つかった長さ2センチほどの金属片
画像は千葉日報の記事から引用
ニュース記事の紹介
※下記に紹介している記事や動画は時間の経過とともに削除される場合がありますのでご了承ください。また、新しいニュースがあれば追加します。
【チバテレ(千葉テレビ放送)】千葉市 小学校給食で「肉じゃが」に金属片混入…調理器具の点検徹底へ(2022年12月5日放送)
- 【YouTube】https://youtu.be/orlk6vKvZ-c
【千葉日報】給食の肉じゃがに金属片 千葉市・千草台東小 調理使用のしゃもじか、2個混入 2022年12月6日
給食の肉じゃがに金属片 千葉市・千草台東小 調理使用のしゃもじか、2個混入
2022年12月6日千葉市は5日、稲毛区の市立千草台東小で2日に提供された給食に、長さ約2センチの糸状の金属片計2個が混入していたと発表した。食べる直前に教員が気付き、現時点で体調不良を訴える児童はいない。
市教委保健体育課によると、金属片が混じっていたのは、同小で調理され全校生徒約250人に提供された肉じゃが。教員が自身に配膳された肉じゃがの中の金属片に気付いた。直ちに全校で肉じゃがの喫食を中止して調べたところ、児童の分からも1個見つかった。調理で使った大型のステンレス製しゃもじの先端部分が削れており、一部が混入したとみられる。
同小は同日、保護者に謝罪の文書を配布。市教委は再発防止に向け、市立学校の全給食調理場などに改めて調理器具の点検を行うよう指示した。
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/1005273
【読売新聞】児童給食の「肉じゃが」に金属片、ステンレス製しゃもじの先端削れたか
2022/12/06
児童給食の「肉じゃが」に金属片、ステンレス製しゃもじの先端削れたか
2022/12/06 07:57千葉市は5日、市立千草台東小学校で調理された給食の一部に、長さ2センチ程度の糸状の金属片が混入していたと発表した。健康被害は報告されていないという。
市によると、異物が混入していたのは、2日に提供された「肉じゃが」。回転釜で調理する際に使用した大型のステンレス製しゃもじの先端が削れ、混入したとみられる。教員が気付いた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20221205-OYT1T50242/
投稿者プロフィール
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◆神戸大学農学部畜産学科(昭和61年4月入学)・神戸大学大学院農学研究科(平成4年3月修了)
◆神戸市役所(平成4年4月入庁、平成26年3月退職)
「平成4~13年 保健所等での衛生監視業務(食品衛生・環境衛生・感染症対策)」
「平成14~24年 消費生活センター 技術職員(商品テスト・相談対応支援・事業者指導)」
◆一般社団法人はりまコーチング協会(平成26年4月設立、代表理事就任)
◆食品分野のダブルの専門家としてサポートします
元保健所食品衛生監視員として「食品表示法」をはじめとした食品衛生
元消費生活センター職員として「景品表示法」をはじめとした消費者法務
◆食品関連企業・商工会・給食施設等で研修実績あり(口コミ紹介が多い)