事件の概要
- 個人商店で販売している食品の賞味期限を改ざん
- 「即席カップめん」と「スナック菓子」をマジックペンで改ざんしているのを確認
- 保健所が食品表示法に基づき、食品の適正な表示の遵守を指示
- 福島県郡山市
- 店主は92歳の男性で取材に「年だから頭が回らなかった。もったいなかった」と話しているとのこと
コメント（課題・問題点・防止策等）
- 菓子やカップ麺は仕入れた商品で期限切れが近くなったからｋまお
- マジックで書き換えて売ろうという、あまりにも幼稚でバレバレな改ざん手口
- 個人商店なので、法令遵守意識というよりも、何も考えていないかった、というのかも（小さい店舗だと商品の回転もよくないですし）
- 追加の報道でもありましたが、店主は92歳と高齢なので、「もったいなかった」とコメントしているように、法律のことまで意識することがなかったのかもしれません。仕入れてた商品を販売するだけですので。
- こういう事例は、すぐに行政に通報されることになります
- SNSで炎上してたらもっと店舗にダメージがでるかな。
- 賞味期間の長い食品だったから健康被害もないだろうけど、期限の短い消費期限の改ざんであれば健康被害のリスクがあるので怖いですね
- もし、製造事業者であれば、自分の商品なので、期限シールの貼り替えや改ざんは容易で、しかも本物かどうか見分けがつかないと思うので悪質ですが、これもあるあるです。
ニュース記事の紹介
※下記に紹介している記事や動画は時間の経過とともに削除される場合がありますのでご了承ください。また、新しいニュースがあれば追加します。
【福島テレビ】マジックペンで賞味期限表示を改ざん・保健所が適正な表示の遵守を指示＜福島県郡山市＞2021年09月10日
2021年09月10日(金) 13:30
マジックペンで賞味期限表示を改ざん・保健所が適正な表示の遵守を指示＜福島県郡山市＞
福島県郡山市で、販売している食品の賞味期限表示を改ざんしていた個人商店が確認された。
郡山市保健所によると、９月９日、市民から「菓子の期限表示を改ざんして販売している店がある」と連絡があり、市が調査したところ、郡山市安積町の個人商店で「即席カップめん」（１種類８個）とスナック菓子（１種類１袋）の賞味期限がマジックペン等で改ざんされているのが確認された。
即席カップめんは、賞味期限内だったが、月の部分が黒く塗りつぶされ、
スナック菓子は、実際の期限は不明だが、月の部分に「１１」と書かれていたという。郡山市保健所は食品表示法に基づき、この店に対し食品の適正な表示の遵守を指示した。
今のところ、健康被害などは確認されていないという。
https://nordot.app/808921313112342528
【福島民友新聞】「もったいない」油性ペンで賞味期限改ざん 郡山の個人商店 2021年09月11日
「もったいない」油性ペンで賞味期限改ざん 郡山の個人商店
2021年09月11日 08時35分
郡山市保健所は１０日、食品の賞味期限を油性サインペンで手書きして改ざんしたなどとして、郡山市安積町の個人商店に食品表示法に基づき適正表示を守るよう指示したと発表した。市保健所によると、カップ麺とスナック菓子の計９個で改ざんが確認された。これまでに健康被害の報告はない。
油性サインペンなどで賞味期限を書き換え、４カ月延ばすなどしていた。
スナック菓子１袋は賞味期限が今年７月とみられるものを「１１月」と書き換えていた。今年９月１２日が賞味期限のカップ麺は、月の数字を塗りつぶしていた。カップ麺を購入した子どもの保護者から連絡があり、発覚した。賞味期限を改ざんした商品は、店主が近くのスーパーやドラッグストアなどで購入した値下げ品だったという。
同店店主の男性（９２）は福島民友新聞社の取材に「年だから頭が回らなかった。もったいなかった」と話した。
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20210911-654645.php
投稿者プロフィール
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◆神戸大学農学部畜産学科（昭和61年4月入学）・神戸大学大学院農学研究科（平成4年3月修了）
◆神戸市役所（平成4年4月入庁、平成26年3月退職）
「平成4～13年 保健所等での衛生監視業務（食品衛生・環境衛生・感染症対策）」
「平成14～24年 消費生活センター 技術職員（商品テスト・相談対応支援・事業者指導)」
◆一般社団法人はりまコーチング協会（平成26年4月設立、代表理事就任）
◆食品分野のダブルの専門家としてサポートします
元保健所食品衛生監視員として「食品表示法」をはじめとした食品衛生
元消費生活センター職員として「景品表示法」をはじめとした消費者法務
◆食品関連企業・商工会・給食施設等で研修実績あり（口コミ紹介が多い）
