食中毒
保育園の給食の「マグロのパン粉焼き」でヒスタミン食中毒(大阪・2021年10月)
大阪市内の保育園の給食で、園児12人・職員5人が顔面の紅潮、頭痛、じんま疹、発熱等の症状。「マグロのパン粉焼き(調理品の保存食)」からヒスタミンが検出。保存食のヒスタミンの検査調理前保存食(食材のマグロ)からはヒスタミン検出せず、調理済保存食(マグロのパン粉焼き)からはヒスタミン検出。どこで温度管理が不適切で、ヒスタミンが増えたか、よくわからないような感じです。
小学校の修学旅行先のホテルの夕食でウエルシュ菌による食中毒(三重・2021年10月)
【最近は「ウエルシュ菌」による集団食中毒をたびたび耳にします】大阪府の小学生の修学旅行で、宿泊した三重県のホテルの食事で食中毒◆喫食者90人のうち60人以上が有症◆原因物質は「ウエルシュ菌」◆主なメニューは「シーフードホワイトソース煮、豚ヒレカツ、海鮮寄せ鍋、茶碗蒸し、マグロとイカのお造り、フレッシュフルーツ等」(原因食品は調査中)◆症状は軽く病院にはいかず翌日回復し観光ホテルの厨房のうち団体用の厨房で作られた夕食が原因とみられ、団体客用の厨房を営業禁止の処分
介護老人保健施設で黄色ブドウ球菌による食中毒・給食業者を営業停止処分(石川県金沢市・2021/9/9)
いまどき、黄色ブドウ球菌の食中毒はあまりないんだけど。2次汚染が原因のことが多いから。【事件の概要】介護老人保健施設昼食を食べた入所者41人のうち50代から90代までの男女14人に、下痢やおう吐などの食中毒症状。病因物質は黄色ブドウ球菌原因。食品は「卵グラタン」。ミキサーで食事をのみ込みやすくした嚥下食のうち、卵グラタンを作る過程で、菌が混入したとみられるとにこと。施設に入っている給食業者を1日間の営業停止。処分患者が1人死亡しているが、食中毒との因果関係は不明。介護老人保健施設「千木町ケアセンター」給食業者の「ニチダン千木町ケアセンター店」。
老人ホームでウエルシュ菌の食中毒(埼玉・2021/9/8)
【ウエルシュ菌による食中毒は最近よく聞きます】老人ホームでの食中毒食事を喫食した97名中25名に、下痢、腹痛を主症状とするウエルシュ菌よる健康被害。食品衛生法第6条違反による3日間の営業停止処分。病因物質はウエルシュ菌。喫食メニューは、チーズはんぺん、鶏のからあげ、焼き鯖、煮物、和え物等原因食品は公表されていない(調査中?)
ボツリヌス菌の食中毒「自宅で食べた白米か市販の総菜が原因か?」熊本県(2021/7/30)
ボツリヌス菌による食中毒は、たまにニュース報道されます 特徴は、毒素による食中毒なので、症状が重篤で死に至る危険性があることです 今回は「自宅で食べた白米か市販の総菜が原因か?」ということで、家庭内での食中毒ということで […]