事件の概要

  • 中学校の給食室で、壁面のタイル3枚が剥がれ落ちた。
  • 落下したタイルは10センチ四方。
  • タイルの一部が中華丼の鍋に混入しているのが確認され、提供を取りやめた。
  • 中華丼は生徒と教職員約600人分で、それ以外のご飯やスープ、シューマイは提供された。

コメント(課題・問題点・防止策等)

  • 施設が老朽化してしまい、壁のタイルが剥がれ落ちるということもありうるかと思いますが、重要なのは、その後の対応になります。
  • 調理中だったので、当然、タイルが飛び散っているので、それが混入する可能性もあるわけです。
  • そこで、事故がどう伝達されて、給食を提供するかどうか、どう判断されたのかというところが大事。
  • 教育委員会の本部に相談して、提供可能と判断した場合であればいいのだが、給食センターだけの判断で提供したとなれば、危機管理を考え直す必要がります。逆に、相談さえしておけば、現場の責任は大きく回避されることになります。
  • 今回は、給食室で中華丼にタイルが混入していることが判明し、中華丼の提供を取りやめたのは賢明な判断でした。
  • 事故後の給食室の写真がありますが、位置的に、釜にまで入ってないと思うかもしれませんが、直接入ったのか、床で跳ね返って入ったのか、調理員に当たって入ったのかはわかりませんが、気にしなければならない近さですね。
  • ここまで大きな事故でなくても、ちょっとしたことだったら報告しないという話を聞いたことがあります。
  • 類似事例として、『材料の「はくさい」が入ったかごを床に落としたところ、割れた床材のプラスチック片が混入した』というのがあります。

ニュース記事の紹介

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【岐阜新聞】給食室タイル剥がれ中華丼の鍋に混入 提供取りやめ 岐阜市の中学校 2022年2月5日

給食室タイル剥がれ中華丼の鍋に混入 提供取りやめ 岐阜市の中学校 
社会
2022年2月5日 18:06

壁のタイルが剥がれ落ちた給食室=4日午前、岐阜市則武西の島中学校(市教育委員会提供)

 4日午前11時ごろ、岐阜市則武西の島中学校の給食室で、壁面のタイル3枚が剥がれ落ちた。調理員6人が作業していたが、けが人はいなかった。タイルの一部が中華丼の鍋に混入しているのが確認され、提供を取りやめた。

 市教育委員会によると、落下したタイルは10㌢四方だった。給食室は1980年築の南舎にある。同校は5日にタイルを修繕し、7日午前に調理員が清掃する。安全を考慮して同日は弁当を持参してもらう。市内の小中学校や特別支援学校、幼稚園は調理前に目視で点検する。

 中華丼は生徒と教職員約600人分で、それ以外のご飯やスープ、シューマイは提供された。

https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/40315

投稿者プロフィール

赤松靖生(消費者法務と食品の専門家)
赤松靖生(消費者法務と食品の専門家)
◆神戸大学農学部畜産学科(昭和61年4月入学)・神戸大学大学院農学研究科(平成4年3月修了)
◆神戸市役所(平成4年4月入庁、平成26年3月退職)
「平成4~13年 保健所等での衛生監視業務(食品衛生・環境衛生・感染症対策)」
「平成14~24年 消費生活センター 技術職員(商品テスト・相談対応支援・事業者指導)」
◆一般社団法人はりまコーチング協会(平成26年4月設立、代表理事就任)
◆食品分野のダブルの専門家としてサポートします
元保健所食品衛生監視員として「食品表示法」をはじめとした食品衛生
元消費生活センター職員として「景品表示法」をはじめとした消費者法務
◆食品関連企業・商工会・給食施設等で研修実績あり(口コミ紹介が多い)