「現場で包丁作業が終われば刃先を必ず確認する(なんならつぶやく)習慣をつける」

事件の概要

  • 従業員が作業前の点検で、フルーツの加工に使っている包丁の刃の先が1ミリから2ミリほど欠けていることに気付いた
  • 前日に、この包丁を使ったカットフルーツ16パックのうち「アールスメロン」「カットフルーツオードブル」「カットパイン」の合わせて8パックが販売された
  • 健康被害の報告はないが自主回収することとした

コメント(課題・問題点・防止策等)

  • 学校給食で使用した包丁の刃先が欠けたというニュースはいくつかります。
  • 刃先が発見されて気付く場合や、点検時にかけていたことに気付く場合などがあります。
  • 作業直後の点検で気づいたのではないので、実際に刃先が欠けた直前の作業だったのかどうかは分からないともいえるので、対応に苦慮します。
  • 作業後の点検を確実にすること、そしてそれを記録に残しておくことがHACCPの考え方を取り入れた衛生管理になるので重要です。
  • このニュースを見て、「現場で包丁作業が終われば刃先を必ず確認する(なんならつぶやく)習慣をつける」という意識が生まれればいいのではと思います。

株式会社マルキョウ 「異物混入のお知らせとお詫び」2022 年12 月13 日

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【重要】異物混入のお知らせとお詫び
2022.12.13
異物混入お知らせとお詫び

https://www.marukyo-web.co.jp/news/1388/

大分県 公表情報「カットフルーツの自主回収について」2022年12月14日

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食の安全・安心のひろばのタイトル画像食の安全・安心のひろば

県内の食品等の自主回収情報
印刷ページの表示 ページ番号:0002115699 更新日:2022年12月14日更新
食品の回収状況

カットフルーツの自主回収について

1 回収する食品の情報
(1)販売店
  マルキョウ中津店(中津市中津市下池永115番地の1)  
(2)回収対象品名及び販売済の数量
   ・アールスメロン(切)1/4カット(399円):1パック
   ・カットフルーツオードブル(小)(199円):1パック
   ・カットパイン(フィリピン産、フレッシュスウィーティオ)(129円):6パック   
(3)回収理由
包丁の刃の破片(1~2mm程度)が混入している可能性があるため。
(4)回収対象
2022年12月12日(月)に加工したもの(消費期限:2022年12月13日(火))

2 商品の写真
アールスメロン
カットフルーツオードブル

3 参考情報

4 回収に関する連絡先

   マルキョウお客様相談室

https://www.pref.oita.jp/site/suishin/kennnaikaisyu.html

給食での類似事例(欠けた包丁)

ニュース記事の紹介

※下記に紹介している記事や動画は時間の経過とともに削除される場合がありますのでご了承ください。また、新しいニュースがあれば追加します。

【TOSテレビ大分】カットフルーツに包丁の破片混入の恐れ「購入者は連絡を」マルキョウ中津店呼び掛け 大分 (22/12/13 17:00)

  • 【YouTube】https://youtu.be/_VJvSG4k72g(リンク切れ)

カットフルーツに包丁の破片混入の恐れ「購入者は連絡を」マルキョウ中津店呼び掛け 大分
2022年12月13日 17:00更新

大分県中津市のスーパーで、販売されたカットフルーツに包丁の刃の破片が混入したおそれがあることが分かりました。

カットフルーツが販売されたのは、大分県中津市下池永のマルキョウ中津店です。

県によりますと13日午前、店から「フルーツの加工に使っている包丁の刃が欠けている」と連絡がありました。

従業員が作業前の点検で、包丁の刃の先が1ミリから2ミリほど欠けていることに気付いたということです。

この包丁を使ったカットフルーツのうち「アールスメロン」「カットフルーツオードブル」「カットパイン」の合わせて8パックが、12日午前9時30分から午後9時までの間に販売されました。

現在、健康被害の報告はないということですが、店では自主回収するとしていて、購入した可能性がある人は連絡してほしいと呼びかけています。

https://tosonline.jp/news/20221213/00000012.html(リンク切れ)

【OAB大分朝日放送】【大分】カットフルーツに包丁の破片が混入か

12月14日(水)
【大分】カットフルーツに包丁の破片が混入か

大分県中津市のスーパーで販売された商品に、包丁の刃の破片が混入している可能性があることが分かり、県が注意を呼び掛けています。

大分県によりますと、包丁の刃の破片が混入した恐れがあるのは、中津市のスーパー「マルキョウ中津店」で12月12日に加工されたカットフルーツです。
12月13日、店の従業員が作業前の点検でフルーツの加工に使用する包丁の刃が1~2ミリほど欠けていることに気づき、保健所に報告しました。
店ではメロンやパインなどを包丁で切り分けていて、12月12日は準備された16パックのうち8パックが販売されました。店頭に残っていた分はすでに撤去済です。
これまでに被害の報告は入っていません。
店は商品の自主回収を進めていて、対象は12月12日に加工されたもので、消費期限は13日です。

https://www.oab.co.jp/news/?id=2022-12-14&news_id=202212140973

【OBS大分放送】中津市のスーパーで販売 カット果物に包丁の破片混入のおそれ 注意呼びかけ 大分 2022年12月13日

中津市のスーパーで販売 カット果物に包丁の破片混入のおそれ 注意呼びかけ 大分
国内
2022年12月13日(火) 18:20

大分県中津市のスーパーで12日加工、販売されたカットフルーツに包丁の破片が混入したおそれがあり、店が自主回収を始めるととともに県が注意を呼びかけています。

混入のおそれが判明したのは中津市のマルキョウ中津店が12日加工、販売したカットフルーツです。

県によりますと店では12日、メロンやパイナップルなどを包丁で切りカットフルーツ16パックを作りました。そして13日、従業員が作業前の点検をしたところ包丁がの刃が欠けていることに気づき、混入した可能性があるということです。

16パックのうちこれまでに8パックが販売されていますが、今のところけがなどの報告はありません。

当該のカットフルーツは店が自主回収を始める一方、健康被害が出るおそれがあるとして県が注意を呼びかけています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/obs/231307?display=1

【NHK大分 NEWS WEB】スーパーのカットフルーツに包丁の破片混入のおそれ 中津市 12月13日

大分 NEWS WEB
スーパーのカットフルーツに包丁の破片混入のおそれ 中津市
12月13日 17時55分

中津市のスーパーで販売されたカットフルーツの商品に包丁の破片が混入したおそれがあることがわかり、県は購入した人に注意を呼びかけています。

県によりますと、13日午前、中津市にあるスーパー「マルキョウ中津店」から、12日加工したカットフルーツの商品に包丁の破片が混入したおそれがあると報告があったということです。

従業員が作業前の点検を行っていた際、フルーツの加工に使用する包丁の刃先が1ミリから2ミリ程度欠けているのがわかったということです。

店頭に残っていた商品には、いずれも破片は確認できなかったということですが、すでに販売されたメロンやパイナップルなど合わせて8パックに破片が混入しているおそれがあるとしています。

現在、店内でチラシを掲示して、自主回収を行っているということです。

県は誤って食べた場合、けがをするおそれがあるとして、「対象の商品を購入した人は決して口にせず、すみやかに店に連絡を取ってほしい」と呼びかけています。

問い合わせ先は、マルキョウお客様相談室で、電話番号は、092−501−0668です。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20221213/5070014534.html

投稿者プロフィール

赤松靖生(消費者法務と食品の専門家)
赤松靖生(消費者法務と食品の専門家)
◆神戸大学農学部畜産学科(昭和61年4月入学)・神戸大学大学院農学研究科(平成4年3月修了)
◆神戸市役所(平成4年4月入庁、平成26年3月退職)
「平成4~13年 保健所等での衛生監視業務(食品衛生・環境衛生・感染症対策)」
「平成14~24年 消費生活センター 技術職員(商品テスト・相談対応支援・事業者指導)」
◆一般社団法人はりまコーチング協会(平成26年4月設立、代表理事就任)
◆食品分野のダブルの専門家としてサポートします
元保健所食品衛生監視員として「食品表示法」をはじめとした食品衛生
元消費生活センター職員として「景品表示法」をはじめとした消費者法務
◆食品関連企業・商工会・給食施設等で研修実績あり(口コミ紹介が多い)