給食
給食のおでんに食缶の取っ手の留め金に付いているワッシャーが混入(茨城・2021年10月)
【学校給食の異物混入防止対策で必ず話をしている食缶のフタのネジ類】◆茨城県水戸市の小学校で提供された給食の「おでん」に金属片が混入◆混入した金属片は「汁物を入れる食缶の取っ手の留め金に付いているワッシャー」◆6年生の担任教諭が給食を食べ終わり、食器の中に沈んでいるのを発見◆特に、食缶のネジは脱落等のリスクがあるため、定期的な点検が必要
保育園の給食の「さんまの梅味噌焼き」でヒスタミン食中毒(東京・2021年10月)
◆ヒスタミンは悩ましい食中毒◆東京都武蔵村山市内の保育園で提供された給食でヒスタミン食中毒が発生◆有症者は17人で、喫食約30分後から「顔面紅潮、発疹」等の症状◆発症したのは0歳児から2歳児クラスの園児◆原因食品は「さんまの梅味噌焼き」◆4日間の営業等停止(給食の供給停止)処分
こども園の給食に金属片が混入・金属製たわしの破片か(島根・2021/9/21)
◆島根県雲南市のこども園の給食に金属製たわしの破片が混入◆職員が給食を盛り付ける際に発見したので、園児の口に入ることはなかった(異物混入の最後の砦で事故防止できた)◆調理器具の洗浄中に付着した可能性が高いとのこと◆再発防止のため今後、金属製たわしの使用をやめ布やスポンジ製のものを使用するとのこと◆一番のリスク回避は「金属製たわし」を使用しないこと
給食の牛乳パックに金属製のワッシャーが混入・児童が飲んだ後に気づく(富山・2021/9/15)
【金属探知機の導入が必須】給食に出された牛乳パックから金属製のワッシャー(直径約3センチ)2個が混入。児童がストローで牛乳を全部飲み終わった後、牛乳パックをつぶそうとして、カラカラという音で混入に気づいた。牛乳をパックに充填する機械を点検した際に外したワッシャーを機械の上に置いたまま戻し忘れ、それが牛乳パックの中に落ちた。
小学校の貯水槽にヤスデが浮いているのを定期点検で発見・手洗いやうがいに使用・給食には使用していない(兵庫・2021/9/13)
◆神戸市立小学校の貯水槽の定期点検で、虫の混入を確認◆虫は6センチ程度のヤスデ◆設備の破損により穴が開いていた◆混入したと思われる穴を塞ぐ応急処理を行い、再発防止のため、修繕等を行う予定◆貯水槽の水は手洗いやうがいに使用◆給食調理における水については、直接水道管より給水されたものを利用しているので影響はない
小学校の給食の「わかめごはん」に金属片が混入・ご飯をほぐす機械のベアリングが破損・業者納入(富山・2021/9/8)
【学校給食・異物混入事例】富山県高岡市の小学校で給食に出された「わかめごはん」の中に金属片が入っているのを児童。ご飯は業者が納入したもので、金属片は長さ25ミリ、幅3ミリのアーチ状。納入業者は「ご飯をほぐす機械のベアリングの一部が破損していて、その金属片が混入した」と報告。高岡市教育委員会は「業者や各学校、共同調理場で機械の点検を徹底し、再発防止に取り組んでいきたい」とのこと。
保育園の水道水から基準の290倍の一般細菌を検出・屋上のタンクから給水(神奈川・2021/9/6)
◆神奈川県鎌倉市立保育園の水道水から基準値290倍の細菌検出された◆水道水は屋上のタンクから給水している◆ペットボトルで対応◆タンクを清掃し検査用の水を採取したあと、検査結果で判明◆園児と職員計5人が下痢を発症したが、細菌との因果関係は不明◆再検査で基準はクリアしたが、原因調査中のため、飲料用の水としては使用せず、再開時期も未定とのこと
給食に使用する甲州牛の牛肉に他県産の牛肉・賞味期限切れの牛肉を使用した疑い(山梨・山梨食肉流通センター・2021年3月に発覚して継続調査中)
「株式会社山梨食肉流通センター」(山梨県笛吹市石和町)http://www.y-meat-center.co.jp 【山梨県公表資料】学校給食への甲州牛及び甲州地どり食肉の提供について 2020年8月26日 2020年8 […]
【不祥事事例紹介】学校給食センターでの収賄事件と横領事件(大阪府四條畷市・2021年7月)
学校給食の現場の食品事故ではありませんが、組織自体のコンプライアンスに違反する事件がたびたび発生しています。 よくあるのは、納入業者との贈収賄事件で、そのほかに横領事件等があります。 今回の四条畷市の事件では、「学校給食 […]