給食
大阪市 給食牛乳から異臭・風味異常で自主回収(大阪・2021年12月) 

◆大阪市の複数の小学校で給食の牛乳に、味や匂いに異変◆頭痛、喉の痛み、喉のしびれ、腹痛、吐き気、飲用できないほどの苦みを感じる、等の訴えや健康被害◆学校給食以外でも異臭等の訴え◆その後の検査で、pH値で強アルカリ性が検出された◆牛乳の製造メーカーは「いかるが乳業株式会社」◆引き続き原因を調査中

給食
給食のおかず「辛味豆腐汁」に長さ2.5センチのネジが混入(長野・2021年12月)

【原因不明のネジの混入は対策が難しい】◆給食センター提供の中学校の給食おかず「辛味豆腐汁」に長さ2.5センチ、幅1センチ未満の金属製のネジが混入◆給食を食べている時に生徒が違和感を感じてネジを発見◆調理器具等に破損などはかった◆給食センターでは毎日調理の前後に調理機器の点検を行っていて、その際に欠損などは確認されなかった

給食
給食のフルーツカクテルに缶の切れ端の金属片が混入(静岡・2021年12月)

(静岡新聞より画像をトリミングして引用)給食に混入していた金属片(磐田市教委提供) https://www.at-s.com/sp/news/article/shizuoka/994166.html ニュース記事の紹介 […]

食品表示
京都の老舗ベーカリー「進々堂」がホテル等へ出荷する業務用の冷凍パンの賞味期限を改ざん(京都・2021年12月)

【食品表示は事業者の性善説で成り立っています】◆ホテルなどに出荷する業務用の冷凍パン4種類の合わせて1000個以上(約100パック)の賞味期限を最大2か月延長して改ざん◆工場で社員2人が賞味期限が迫ったパンの包みを開け、新しい賞味期限を記した包装に入れ直した◆2月に複数回改ざんし、翌月に内部通報で発覚◆社内調査に対し社員2人は、「コロナで発注が少なく、在庫を抱えていた」と説明

食中毒
福祉施設の外注給食でウェルシュ菌集団食中毒・保管温度不適正(大分・2021年11月)

◆大分県の福祉施設25人中8人が食中毒症状◆ウエルシュ菌の集団食中毒は最近よく耳にします◆今回は少し特殊で、外注している給食での食中毒ですが、他に配送された施設では食中毒は起こっていないことです◆業者から配送された給食は必要に応じて再加熱して提供しており、施設での保管温度管理・再加熱不足が原因と推測されるとのことです◆ただ、そもそもの給食にウエルシュ菌がはいっていたのではないのかな

リコール
残留基準値を超える農薬プロシミドンを検出した「みつば」の回収(千葉・2021年11月)

◆千葉県船橋市の販売者が東京都中央卸売市場大田市場へ出荷した「みつば」から残留基準値(2ppm)を超えたプロシミドン3.0ppmを検出◆東京都が実施した検査で基準値超過が判明◆食品衛生法第59条第1項の規定に基づいて回収命令◆原因調査中◆健康被害の報告なし◆当該食品を毎日約700g(可食部換算で当該食品17.5袋に相当)ずつ一生涯食べても影響のない数値

食中毒
移動販売の弁当で食中毒(愛知・2021年11月)

【そもそもが旅館であり、その厨房で製造していたすると、宿泊客への食事も作れなくなる】◆役場の駐車場での移動販売◆麻婆豆腐弁当とハンバーグ弁当を販売◆15人が発症、弁当を買った残り81人は把握できていない◆原因物質は調査中◆原因食材は調査中営業禁止処分

食中毒
保育園の給食の「マグロのパン粉焼き」でヒスタミン食中毒(大阪・2021年10月)

大阪市内の保育園の給食で、園児12人・職員5人が顔面の紅潮、頭痛、じんま疹、発熱等の症状。「マグロのパン粉焼き(調理品の保存食)」からヒスタミンが検出。保存食のヒスタミンの検査調理前保存食(食材のマグロ)からはヒスタミン検出せず、調理済保存食(マグロのパン粉焼き)からはヒスタミン検出。どこで温度管理が不適切で、ヒスタミンが増えたか、よくわからないような感じです。

給食
保育園の給食のキャベツの甘酢和えに5ミリほどの金属片が混入・野菜の裁断機の金属部品の欠け(三重・2021年10月)

【調理器具の部品の破損や劣化による脱落で混入するという典型的な頻出事例】◆保育教諭が給食で出された「キャベツの甘酢和え」の中に5ミリほどの金属片が混入しているのを発見◆他の園児の給食からも細かい金属片が複数見つかったことから園児が口にしてしまった可能性あり◆アルミ製の野菜の裁断機のフードカッターの一部が欠けていた◆再発防止のため調理器具の確認を徹底