給食
【原因はザルの破損】こども園の給食の中華煮に1.5センチの針金が混入(新潟・2022年11月)
【金属製のザルを使わずプラスチック製のザルを使うと改善策もあります】◆こども園の給食の「豆腐の中華煮」◆5歳の園児が、口の中に異物があることを感じ、取り出した◆長さ1.5センチメートル程度の針金◆この針金は給食調理で使用したザルの一部で、つなぎ目の部分が破損して混入したもの◆ザルは切った野菜や肉を入れておくのに使用していた◆教育委員会では、全保育園・こども園・小学校・中学校へ事故について情報を共有し、各施設の点検と再発防止について周知を行った
給食のお好み焼きで卵や山芋のアレルギー症状(大阪・2022年11月)
◆小・中学校で給食の「お好み焼き」を食べた8人が腹痛などのアレルギー症状◆8人にはいずれも卵アレルギーや山芋アレルギーがあった◆給食センターでは、卵と山芋を使わないお好み焼きを業者に発注していた◆業者が誤ってどちらも使ったお好み焼きを納品してしまった◆給食センターから発注を受けた業者が、製造会社に卵や山芋を使わないよう伝えていなかったほか、納品された「お好み焼き」の原材料の表示を確認しないまま学校に提供◆給食センターも、納品の際に気づかなかった◆学校から保護者に配られていた献立表のアレルギー表示に卵と山芋は記載されていなかった
小学校の給食で小麦アレルギーの児童に誤って小麦入りハンバーグを提供(大阪・2022年11月)
◆小麦アレルギーのある小学3年生の男児に誤って小麦が使われた給食のハンバーグを提供◆約30分後、のどのかゆみや唇のしびれなどの症状がでて、その後、救急搬送(症状改善、念のため入院)◆事前に個別の献立表でアレルギー物質の有無をチェックするよう指示していたが、教師の見落としが原因と説明◆再発防止に向けて、各学校に対し食物アレルギーに関する適切な対応を改めて周知徹底
小学校の給食の「せんべい汁」にスライサーのネジが混入(静岡・2022年11月)
【使用後にねじが脱落していないかという点検が重要】◆小学校の給食の「せんべい汁」に金属ねじ1本が混入◆金属ねじは直径およそ9㎜、長さおよそ5㎜児童が口にする前に気づいたた◆自校で給食を調理していて、原因は、給食室の調理器具の「スライサー」のねじが、野菜をカットした際に外れたとみられる
給食に賞味期限切れの生クリームを使用(埼玉・2022年11月)
【家庭では問題ないが学校給食では衛生管理の徹底が必要】◆翌日使用する生クリームが納品され冷蔵庫保管し、当日に生クリームを使用したが1本余り冷蔵庫保管。◆別の日に、翌日使用する生クリームが納品され冷蔵庫保管し、当日に生クリームを使用したが、前回余った生クリームを使用したことに気付いた。◆間違えて使用した余っていた生クリームは賞味期限が切れていた。◆賞味期限切れの生クリームは、学校給食献立のクリームシチューに使用し児童生徒144名及び教職員92名に提供した。
こども園の給食の「ほうれん草ソテー」にガラス片が混入(福島・2022年11月)
【調理で使用したオリーブオイルの瓶にひび割れなどが確認されていて、欠損した一部が混入】◆こども園で給食の「ほうれん草ソテー」を食べていた園児2人が「口の中がじゃりじゃりする」と訴えた。◆飲み込む前に口から出すとガラス製で透明の異物3個が見つかった。◆異物の大きさは3ミリが1個、1ミリが2個で、いずれも球状だった。
宿泊体験学習で食物アレルギーのある児童にアレルゲンのある食事を誤って提供(神奈川・2022年11月)
【今回のような課外活動において、ちょっとした瞬間にミスが起こることがあります】。◆宿泊体験学習に来ていた市内小学校の児童1人へ、事前に報告されていたアレルゲンが入った食品を誤って提供◆事前にアレルギー対応食を準備していたが、担当スタッフが一時的にに離れた際、配膳を担当する別のスタッフ確認せずに誤ってアレルゲンが入った食品を提供
学校給食のパンにゴキブリ混入(兵庫・2022年10月)
【発見された3個だけでなく、もっと多くのパンに混入していたことが想定されるので、気づかずに食べてしまった児童もいると思います】◆3小学校で給食のパンにゴキブリの脚が混入していた◆3小学校で児童がパンの中の黒っぽい異物に気づいた。児童3人はいずれもこのパンを口に入れていなかった。◆異物が混入したパンは各校1個ずつ計3個あり、いずれも同一個体のクロゴキブリ(検査会社を通じて調査)の左脚が、2.5センチ、1.1センチ、9ミリに分かれてそれぞれ混入したことが判明◆パンの製造工程で混入したとみて、業者の納入を停止し、立ち入り検査を行い、10項目について衛生面の改善を求めた◆製パン事業者は、この3校を含め計15小学校に給食用パンを納入
中学校の給食の「そぼろ煮」に直径約8ミリのリベットが混入(神奈川・2022年10月)
【このような留め具の経年劣化を事前に発見するのは難しいかもしれません】◆中学校で提供された学校給食の「そぼろ煮」に、直径約8ミリのリベットが混入◆リベットは学校給食センター内の大釜で煮炊きする際に使われる計量棒(長さ約35センチ、幅約4センチ)上部の留め具の一つで、使用中に経年劣化により折れて混入◆教諭が職員室で副菜の「そぼろ煮」を食べたところ、違和感を覚えて吐き出した◆学校給食センターでは5校の中学校向けに一括調理