給食
学校給食センターでネズミ発生(愛媛・2022年10月)
◆学校給食センターで調理中の職員がネズミのようなものを目撃したため、捕獲シートを設置したところ、炊飯室でネズミ5匹が捕獲された◆教育委員会は、保健所や衛生管理業者に連絡し、侵入経路の調査や駆除それに消毒などを実施◆給食は市内の小中学校13校のあわせておよそ3000人に提供◆ネズミが見つかったのは今回が初めてで、教育委員会は「清潔・衛生の保持について今まで以上に徹底していく」とコメント
給食の『ひよこ豆のサラダ』に長さ約1cm の金属片が混入(福岡・2022年10月)
【部品等と違い小さな金属片の混入原因調査は難しいです】◆小学校で調理した給食を中学校に提供。◆給食(ひよこ豆のサラダ)を生徒が食べようとしたところ、おかずの中に混入している長さ約1cm の金属片1個を発見した。◆当該生徒は異物を口にしていないため、健康被害はない。ほかに同様の異物混入は報告されていない。◆混入経路特定のための調査を実施するとともに、給食調理業務受託業者及び物資納入業者に対して、事案の周知を行うとともに、注意喚起を行う。
【続報・原因は輸入ブロッコリー】給食のクリームスープに小さな虫が数十匹混入(沖縄・2022年9月)
混入した虫の画像(沖縄タイムズの記事の画像を引用) 沖縄タイムズの記事の画像を引用 ニュース記事の紹介 ※下記に紹介している記事や動画は時間の経過とともに削除される場合がありますのでご了承ください。また、新しいニュースが […]
児童が具材を盛り付けるときに使用したトングのバネの針金が折れて給食のビビンバ丼に混入(福井・2022年9月)
【調理場内での異物混入ではなく教室で具材を取り分けるトングの針金が外れるという想定外の異物混入で知っておきたい事例】◆小学校の給食のビビンバ丼の1つに、長さ3センチ直径1.5ミリの針金が混入◆配膳された児童は口に入れる前に気づいたためけがはなかった◆全児童へのビビンバ丼の提供を中止◆この針金は、給食当番の児童が教室で配膳する際に使用したトングのバネが折れて混入したとのこと◆配膳で使われたトングは10年前に購入したもので、サビなどの劣化はなかった◆給食は自校で調理しており、トングは使用前に職員が動作確認をしていた◆市は、市内24の小中学校と2か所の給食センターに配膳で使う器具の安全確認を徹底する通知を出した
小学校の給食のポークシチューに混入したガラス片で児童が口の中に切り傷(福井・2022年9月)
【特に、今回は危機管理のうち事故が発生したときのクライシスコミュニケーションに課題】◆5年生の男子児童が給食のポークシチューを食べていたところ、何かが混入しているのに気付き吐き出した。◆異物は、縦およそ8ミリ、横およそ15ミリ、厚さおよそ1ミリのガラス片。◆男児は上あごを切る軽いけがをした。◆混入原因はフードプロセッサーで野菜を粉砕する際にガラスでできた容器の底の一部が破損し、調理鍋に混入したとみられるとのこと。◆教委が定める給食に異物が混入していた場合の対応マニュアルによると、異物が発見された時点で直ちに全校で給食を止めることになっていたが給食を止めていなかった。
給食のカレーのスパイスを変更したら辛口に仕上がってしまった(宮城・2022年8月)
◆学校給食センターで中学校の給食のカレースープを5校2000食分調理◆スパイスを変更して、いつもの分量で調理したところ、辛口になったことに、栄養士が検食で気づいた◆アレルギーへの配慮で牛乳や卵が使えないので、砂糖やケチャップで辛さをやわらげようとしたが効果はなかった◆センターは各中学校にその事実を伝え、辛い状態のスープカレーを提供したが、提供された5校のうち2校の校長は自ら検食した上で「無理して食べなくてもいい」と生徒に伝えるなどの措置を取った◆いつもより、残量が多かったとのこと◆スパイスを変更したのは価格面などを考慮した措置とのこと
高校の学生食堂でウエルシュ菌による食中毒(群馬・2022年4月)
【カレーやシチューを前日調理などして時間が経過した場合に、ウエルシュ菌による食中毒を起こしている事例が多数みられます】◆前橋市内の高校の食堂で調理提供された夕食を食べた234人中43人が食中毒症状◆発症者からウエルシュ菌が検出◆ウエルシュ菌による食中毒と断定し、3日間の営業停止命令◆学生食堂は給食事業者にを委託◆食堂では、八宝菜やクリームシチューなどがバイキング形式で提供されていた
中学校の給食のご飯に黒い付着物・運搬中に車の床にこぼしたものを戻す(長野・2022年4月)
【現場の担当者の衛生意識と組織としての対応の周知徹底がポイント】◆長野県諏訪市内の中学校で提供された給食の米飯に黒い付着物があったことが判明◆米飯は米の加工を行う給食協同組合に委託◆調査したところ、米飯は配送中に容器が倒れ、車の床にこぼれたもので、3クラス分、手袋をつけて床に面していない部分を容器に戻していたとのこと◆異変に気付いた1クラスを含め、およそ80人がこぼれた米を食べたが、これまでに健康被害は確認されず◆組合は市に対し、「衛生に関する意識や速やかに報告することへの意識が低かった」などと話している
税務大学校の食堂で黄色ブドウ球菌による食中毒(大阪・2022年4月)
【黄色ブドウ球菌の食中毒は、人の手指からの2次汚染が多いので、通常だと、あまり起こらない食中毒】◆大阪府枚方市にある税務大学校大阪研修所で、およそ50人が腹痛や嘔吐などの症状を訴えて救急搬送◆寮生活する研修生のうち144人が夕食を取った後、下痢や嘔吐、腹痛を訴えた◆患者の便から黄色ブドウ球菌が検出◆「チキンの赤ワイン煮」「味噌野菜炒め」から黄色ブドウ球菌が検出◆黄色ブドウ球菌による食中毒と断定◆食堂を営業している事業者に対して3日間の営業停止処分